SDGsへの取組み

SDGsへの取組み

和歌山ノーキョー食品工業は、農産加工・飲料製造など様々な事業活動を通じ、持続可能な地域発展と未来社会の実現に向けて貢献していきます。

環境への取組み

私たちは、持続可能な社会の一員として、温室効果ガス排出削減のため太陽光発電やバイオマスボイラー設備などの導入による再生可能エネルギーの活用や省エネルギー活動により環境負荷の低減を図り、地球環境の保全に貢献していきます。

太陽光発電設備の導入

わが社では、国内の再生可能エネルギー普及に貢献するため、海南工場・第3果汁倉庫・桃山工場・千葉工場第一・紀南工場の屋根の他、紀の川市 中井阪に太陽光発電設備を設置しています。
現在、設置している全ての太陽光発電設備による発電量は年間 約2,275,540kwhとなり、約530世帯分に相当します。
2022年より、千葉工場(第一・ 第二)・十倉倉庫の屋根に設置している自家消費型太陽光発電設備の稼働を開始しています。今後も、再生可能エネルギーの活用により、温室効果ガス排出量削減に取り組んでいきます。

千葉工場 第一・十倉倉庫(2022年6月稼働開始)
想定発電量:約1,650,000kWh/年
千葉工場 第二(2022年2月稼働開始)
想定発電量:約350,000kWh/年
CO2排出削減量見込み 2箇所合計:800t/年

コージェネレーション設備の導入

環境負荷の少ないクリーンエネルギーである天然ガスを燃料として発電し、同時に発生する排熱も無駄なく利用できるコージェネレーション設備を、千葉工場第二は2023年2月、千葉工場第一は2023年3月から運転を開始しています。
また、今回導入する設備は、ブラックアウトスタート対応となっており、停電時に電力確保ができるため、事業継続計画(BCP)の一環として非常時でも電力の使用が可能となります。

コージェネレーション設備の導入により、省エネルギー・CO2排出削減をすすめ、地球温暖化防止に向けた取組みを推進していきます。

CO2排出削減量見込み 2箇所合計:1,160t/年

バイオマスボイラ設備の導入

わが社では、麦茶飲料などを製造していますが、製造に伴い排出される茶かすについては、含水率が60~70%と高く安定燃焼させることが難しいため、従来は、一部を肥料や家畜飼料に利用する以外、大部分は産業廃棄物として処理していました。
今回、国内で初めて茶かすを主たる燃料とするバイオマスボイラシステムを海南工場に導入し、製造過程で排出される茶かすを燃料として利用することで廃棄物量を約90%減らし、さらにカーボンニュートラルな蒸気の利用により年間で約600tのCO2を削減できる見込みです。

2023年5月1日より、本格稼働を開始しています。

社会貢献への取組み

私たちは、事業活動により収益を得ながら、様々な社会問題を解決するCSV活動を通じてSDGsの目標達成に貢献していきます。

太陽光発電事業による『GOOD ON ROOFSプロジェクト』への協賛(寄付)について

わが社は、アフリカなど途上国の学校に太陽光パネルを設置して電化し、その学校に子供たちが通うことで、生活水準や教育水準の向上に繋げるGOOD ON ROOFSプロジェクトに賛同し、海南工場K-3ライン製造棟および第3果汁倉庫の屋根を太陽光パネル設置場所として貸出し、そこで得た収益の一部を寄付しています。
ひとりでも多くの子供たちが、明るく快適な環境で学べるように、これからも応援していきます。

地域社会への取組み

私たちは、事業活動を通じて地域社会の様々な課題解決に向けて貢献していきます。

災害備蓄品・自社製品を寄贈

わが社では、万一の災害に備え、災害非常食を常時備蓄しています。
この備蓄食料の一部や自社飲料を福祉施設やこども食堂、生活困窮者への食品提供など様々な支援を行なっているNPO法人フードバンク和歌山や海南市社会福祉協議会、富里市社会福祉協議会へ寄贈しました。
今後も、フードセーフティーネットの構築支援をするとともに、食品ロス削減にも取り組んでいきます。

アルテリーヴォ和歌山選手雇用パートナー契約締結

わが社は、和歌山県和歌山市を本拠地とする社会人サッカークラブであるアルテリーヴォ和歌山の理念「スポーツを通じて人々の心を動かし和歌山に『夢・感動・活力』を提供し続ける」に賛同し選手雇用パートナー契約を締結しています。
これからも、Jリーグ昇格に向け、サポート・応援していきます。

「Ⓒ2024ARTERIVO WAKAYAMA」

災害協定の締結

わが社は、和歌山県紀の川市と2017年8月に「防災関係の協働事業に関する協定書」「災害時における一時避難場所に関する協定書」を、千葉県富里市と2023年1月に「災害時における施設利用等の協力に関する協定書」を締結しています。
これからも、防災意識を高めるための啓発活動を積極的に行っていく他、防災や減災への取り組みを強化し、地域社会の一員として社会に貢献してまいります。

職場環境への取組み

わが社では、持続可能な目標を達成するために、大切な財産である従業員の健康管理と人財育成が重要と考え、

従業員が働きやすく、やりがいのある職場環境

づくりに向けた取組みを積極的に行っています。

1)従業員の健康管理推進への取組み

  • 定期健康診断や生活習慣病健診受診の徹底
  • 有所見者の二次健診受診率やストレスチェック回答率の向上
  • インフルエンザ予防接種実施や接種費用の助成
  • 腹部エコー検査費用助成制度の創設
  • 産業医面談・保健師による保健指導の実施
  • 禁煙支援制度の創設(禁煙外来費用の一部助成)
  • 非喫煙者に禁煙手当(一時金)を支給

また、メンタル不調者に対しても、産業医や相談窓口による面談を実施し、必要に応じて労働環境等の改善を行うなどの対応を行っています。
従業員が一人でも欠けることのないよう、より良い職場環境構築に向けて、取組みを継続的に実施していきます。

2)人財育成への取組み

  • パート・アルバイトなどを含む全ての従業員に対し、自己啓発を促進するため資格取得支援制度を実施
  • 推奨する資格の取得により一時金を支給
  • 提案制度により、新技術の開発や業務改善など優秀な提案には褒賞金を支給
  • 新入社員・各階層別研修・個別研修の実施
  • コンプライアンス研修の実施

3)ワーク・ライフ・バランス推進への取組み

  • 働き方改革推進による時間外労働の削減
  • 年次有給休暇の取得を推進
  • 有給の特休として、多目的休暇を新設
  • 男性の育児休業の取得を推進
  • 育児本の配布など、育児をサポート
  • 育児(小学校3年生終了まで)や介護の理由による時差勤務の実施

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